久しぶりに更新します。さっとんです。
年末年始はひたすら飲み続けていて更新をさぼってしました。反省💦
今日は、原点に立ち戻って、このブログの主題である、カレーとジンのペアリングのお話をしていきたいと思います。
| カレーに合わせるドリンク
みなさま、カレー屋に食べに行った時に、ドリンクは何を頼まれますか?
ランチタイムはソフトドリンク、ディナータイムはアルコールもオーダーするとして、ざっと下記の通り考え付きました。
ランチタイム
・インドのミルクティー:チャイ
・インドのヨーグルトドリンク:ラッシー
・マンゴーフレイバーのラッシー:マンゴーラッシー
・カレーも提供するカフェにいったら:コーヒー
ディナータイム
・すっきりとした味わいでカレーの辛みをリセット:ビール
・同じくすっきりした味わいの:レモンサワーなどサワー系
・カレーに入っている肉や魚介とのマリアージュを楽しみたい:ワイン
カレー屋は数多くありますが、おおよその流れとして上記のドリンクを提供していて、皆様も一般的にオーダーするかと思われます。
個性的なお店で、クラフトビールにこだわっているお店があったりワインとのペアリングを全面に推しているお店も最近よく見るな~と思います。
しかし、ここでわたくしさっとんは、この流れに一石を投じたい!!
提案したいチョイスはずばり
“”ジントニック””
以降、わたしのカレーとジントニックのペアリングについての熱い想いを語っていきたいと思います。
では、理由として三つ挙げます。
AIが認めた。最強のペアリング
初めてカレーとジントニックの組み合わせが美味しいと感じてから、他にそう感じている人がいるのかな~?と思いインターネットで探してみました。
その時に見つけたのがこの記事です。
日本経済新聞の記事ですが、もしよろしかったら、アカウントを持っている人はぜひご一読ください。
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相性度が高いと分かった食品の一つがカレーだ。甘味、酸味、苦味に特徴があるジントニックと、塩味とうま味に特徴があるカレーの組み合わせは相性度94.8点と高かった。相性が良いとされるビールと枝豆(相性度92.8点)、赤ワインと肉料理(同94.0点)を超える高い数字であるという。カレーとジントニックは「魔性」の組み合わせなのだ。
味覚センサーを作成する会社、AISSY株式会社が開発したセンサー・LEOが判定したデータによると、カレーとジントニックのペアリングの相性は100点中94.8点!ほぼ満点じゃあないですか!
他のペアリングの判定としましては、ビールと枝豆・92.8点、赤ワインと肉料理・94.8点と、個人的には最強の組み合わせでしょーと思っていた組み合わせよりも高い点数!
LEOは、料理に使われている科学物質の質と量をもとに判定されているとのことで、科学的観点から見ても信頼性があるはず。
個人的な好みによる感想かなと思っていただけに、この記事を見て、自分の味覚がデータによって裏付けされたように気がして嬉しかったですね。
使われているスパイス・ハーブに共通点が多い
ジンは、ベースとなるアルコールに様々なボタニカル(スパイスやハーブ)を漬け込んで作られます。
ジンを名乗るのにはジュニパーベリーが入っていることが必須ですが、その他のボタニカルの配合は自由ですので、それぞれの蒸留所によって選択・配合の個性の違いが出てきます。
様々なジンの原材料を見ていくと「あれ、カレーに使われているスパイスが入ってない?」、ということに気づき、ジンとカレーの味の方向性は一緒ではないのかという考えに至りました。
配合されているボタニカル例
・コリアンダー
インドカレーにはかなりの確率でコリアンダーが使われてます。カレーでは粉のパウダースパイスが良く使われ。ジンには実(ホール)がアルコールに浸されてます。種から育った葉っぱがパクチーとも呼ばれるおなじみの食材です。
・カルダモン
スパイスの女王とも呼ばれる香り高いスパイス。こちらもインドカレーで使用されている頻度は高いです。
・ホワイトペッパー / ブラックペッパー
胡椒。胡椒も粉になっているものをよく見かけると思いますが、挽かれていない実(ホール)がジンに使われてます。
・シナモン (またはカシア)
お菓子にもよく使われる甘みのあるスパイスです。常緑樹の皮を乾燥させたものであり、両方ともカレーとジンではおなじみのスパイスです。
・ナツメグ
よくハンバーグなどに肉の臭み消しとして一緒に来れられているスパイス。カレーにもよく使われます。
・レモングラス
こちらはタイの代表的ハーブです。トムヤムクンやグリーンカレーにも使われています。
まだほんの一例ですが、個性的なボタニカルのチョイスをする蒸留所も多いので、探せばまだまだ発見できると思います。
使われている材料が似ていれば味の相性は良くなりますので、カレーとジンはベストな組み合わせだと言えます。
辛い→さわやかの繰り返しが病みつきになる
カレーは当然ですが辛い!🌶
カレー屋によっては本当に辛く仕上げるお店もあります。
そこで、ぜひジントニックをお供に食べ進めてほしいです。
ジントニックはすごく後味がさっぱりとしていて、口の中が爽快感で一杯になります。
| シトラス、フルーツで爽快感を感じる

さっぱりする理由としまして、まず、ボタニカルとして柑橘系やフツーツが使われているジンが多いということがあります。
ジンに使われているフルーツ例
・オレンジ (皮だけのオレンジピールもあり)
・レモン (皮だけのレモンピールもあり)
・グレープフルーツ
・リンゴ
・ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリーなどのベリー系
・日本のクラフトジンであれば柚子
などなど他にも数え上げればきりがありません。
一覧にして見た感じでも、イメージ的にすっきりしそうだな~と感じますよね。
蒸留所によっては個性的なフルーツを使っているところも多いので、それぞれの個性をしっていくのもジンを更に楽しむ醍醐味です。
| トニックウォーターの自体の風味

そして、もう一つの口の中がサッパリする理由としましては、普通の炭酸水と違い、ジントニックに使われるトニックウォーターに、糖分の甘みと柑橘系の酸味が加えられているということがあります。
この成分によって、カレーの辛さを感じている口の中を一瞬で爽やかに変えるということができます。
トニックウォーターもたくさんのメーカーがあり、甘みは個々のトニックウォーターによっても変わりますが、口の中を爽快にするにはどのメーカーのものでも十分すぎる程です。
カレーを食べることによって口の中に広がるスパイスと辛み。その後にジントニックを口に含めば、一瞬で甘みとシトラス感が口の中に広がる☺
まさに、至福の瞬間だと声を大にして言いたいです⤴
| まとめ
いかがでしたでしょうか。
カレーとジントニックの組み合わせは、AIセンサーにもそのペアリングの相性が高く評価され、また、使われている材料の共通点が多く、カレーの後に口の中に爽快感を与える飲み物として強くお薦めしたいです。
カレーは固形物ではありませんので、お肉とワインのように、口の中で一緒に咀嚼して最高のペアリングというこ楽しみ方ではありませんが、口の中に広がるカレーのスパイスの余韻とジントニックの後味の爽快感が口の中でどんどん変化していきます。
お酒を提供するカレー屋は多々ありますが、クラフトジンブームが来ていると言われている昨今でも、ジンを置いてあるお店はそう多くはありません。
もし、カレー屋でジントニックがメニューにありましたら、一度でいいのでだまされたと思いオーダーしてみてください。
また、家でカレーを作る際にも、ジンとトニックを用意して ”スパイス宅飲み” もとても楽しいです。
では、最後になりますが、お手頃な値段でカレーとの相性が抜群なジンを紹介させてもらって終わりにしたいと思います。
こちらのタンカレー、王道中の王道で普通に酒屋さんで入手できます。
キリッとした味わいが至福ですのでぜひ試してみてください。
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました!