前回の記事では、【ローリエ】について解説しました。
また、他のスパイス&ハーブについても一覧から確認できますので、そちらもチェックしてもらえると嬉しいです。
今回は、その【ローリエ】がどんなジンに使われているのかまとめてみました。
ローリエ、ローレル、ベイリーフは呼び方が全て同じものですので、それぞれのジンによって記載が違いますが、同じものとしてお読み進めください。
※それぞれのジンに、他にも使われているボタニカルを記載してますが、調べられる範囲内で記載してますので、全てではないことをご了承ください。
※日本と海外のジンを紹介しますが、記事を書いている時点で日本で入手できるジンのみご紹介します。
目次
ローリエが使われているクラフトジン
Cotswolds Gin コッツウォルズ ジン
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原産国 | イギリス |
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46度 | |
使われているボタニカル |
ジュニパーベリー、アンジェリカ、ベイローレル、ブラックペッパー、カルダモン、コリアンダー、グレープフルーツ、ラベンダー、ライム |
蒸留所 | Cotswolds Distillery |
ウェブサイト | https://www.cotswoldsdistillery.com/products/cotswolds-dry-gin |
イギリスのロンドンから西に約100kmの位置にある田園地帯・コッツウォルズ特別自然美観地域(AONB)にて作られているジンです。
製法にもこだわりがあり、ボタニカルを蒸留した蒸留液にアルコール添加をせず、加水のみをすることによってよりピュアな味わいになるという「ワンショット蒸留」の製法を取られています。
ボタニカルに使われているラベンダーが特に特徴的で、近隣のラベンダーが咲く地帯のSnowshillにて手摘みされた花が使われています。
ドライながら味に華々しさがあり、ピンクグレープフルーツの柑橘も効いていて、世界的に評価が高いジンです。
Nordes Atlantic Galician Gin ノルデス・アトランティック・ガリシアンジン
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原産国 | スペイン |
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40度 | |
使われているボタニカル |
ガリシア産 セージ、ベイリーフ、レモンバーベナ、ユーカリ、ペパーミント、グラスワート 海外産 ジュニパーベリー、ジンジャー、カルダモン、ハイビスカス、紅茶 |
蒸留所 | Cotswolds Distillery |
ウェブサイト | https://nordesgin.com/en/ |
とても華々しい‘香水’のような香りを持っていますので、ジンをあまり飲んだことがない人は、ジンの概念が書き換えられるような個性的なジンです。
スペインの北西部のガリシア州で作られており、地元産のアルバリーニョ白ワインのからベースのスピリッツが作られています。
ベイリーフ、レモンワートル、セージ、ハイビスカスなど、実に個性的なハーブが使われていますので、本当に香水の様な華やかさを持ちつつ、ぶどうベースということにより甘口に仕上げられたジンです。
Tanqueray Rangpur Gin タンカレー ラングプール ジン
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原産国 | イギリス |
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41.3度 | |
使われているボタニカル |
ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリス、ジンジャー、ベイリーフ、ラングプールライム |
蒸留所 | Cameron Bridge Distillery |
ウェブサイト | https://www.tanqueray.com/en-us/gins/rangpur/ |
ジンの巨大ブランド・タンカレーですが、ボタニカルをシグネイチャーしたジンも多数作っており、このラングプールライムのジンもその一つです。
ラングプールライムはマンダリンミカンとレモンとの交配種で、オレンジの様な皮を持ちながらライムの様に酸っぱい味がします。
ジンの味としましては、タンカレーのドライさを残しながらもラングプールライムの柑橘とライムの心地よい苦みが効いていて、とても美味しいジンです。
香の森 クラフトジン
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原産国 | 日本 |
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47度 | |
使われているボタニカル |
ジュニパーベリー、クロモジ枝、レモンピール、トチュウ葉、クロモジ葉、桑の実、杉の葉、カショウ、ショウガ、リコリス、セージ、カルダモン、ローズマリー、ローレル、オレンジピール、クコの実、松の葉、アンジェリカ、シナモン、アニスシード |
蒸留所 | 養命酒製造 |
ウェブサイト | https://www.yomeishu.co.jp/products/4987236006661.html |
香木のクロモジを中心として、日本の森をイメージさせる樹々がボタニカルとして使われている、とても日本らしいジンです。
製造は、養命酒のメーカー・養命酒製造によるものです。
飲んでみると本当に森の中に居る様な感覚に包まれまして、わたし(さっとん)は森に囲まれた家で生まれ育ったので、本当に懐かしい香りがしました。
味はドライながらハーブがとても香り高く、日本ならでは、唯一無二の味をもつこれも美味しいジンですね。
最後に
今回は、ローリエが使われているジンのまとめということで記事を書きました。
ローリエを使うことによって、爽やかなハーブ感がジンに加えられます。
しかし、個性的な風味を持ちなかなかお目にかかれないのも事実で、わたくしも調べられるボトル数が少なかったです。
他のスパイス&ハーブにつきましても同様にまとめてますので、もしよろしかったら、下記一覧からお読み頂けると嬉しいです。
では、今回もお読み頂き有難うございました!