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スパイス&ハーブ解説 【ホップ】ボタニカルに使われているクラフトジンまとめ

さっとん
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こんにちは。ジンラバーさっとんです。

前回の記事では、【ホップ】について解説しました。

また、他のスパイス&ハーブについても一覧から確認できますので、そちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

今回は、その【ホップ】がどんなジンに使われているのかまとめてみました。

※それぞれのジンに、他にも使われているボタニカルを記載してますが、調べられる範囲内で記載してますので、全てではないことをご了承ください。

※日本と海外のジンを紹介しますが、記事を書いている時点で日本で入手できるジンのみご紹介します。

ホップが使われているクラフトジン

Belgin Fresh Hop Gin (ベルジャン フレッシュホップジン)

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原産国 ベルギー
  40度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、コリアンダーシード、リコリス、クローブ、スターアニス、シナモン、メース、カルダモン、レモンピール、オレンジピール、ライムピール、ベルガモット、ホップ

蒸留所
ウェブサイト http://www.belgingin.com/belgin-fresh-hop-botanicals.html

ベルギーのお酒と言えば”ベルギービール”がお馴染ですが、そんなベルギーの美味しいビールに使われているホップを使用しているのがこちらのジンです。

柑橘とスパイスがふんだんに使われているので刺激が強い味になりそうなものですが、ホップの苦みがうまくバランスをとっていて、ドライで美味しいジンに仕上がっています。

2016年の発表以来、数々のコンペティションで受賞を獲得してきた評価の高いジンです。

Mikkeller Botanical Gin (ミッケラー ボタニカルジン)

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原産国 デンマーク
  40度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、レモングラス、アンジェリカルート、カルダモン、レモンピール、ホップ

蒸留所
ウェブサイト http://www.belgingin.com/belgin-fresh-hop-botanicals.html

自社の醸造所を持たないで、他社の醸造所にお酒造りを委託する”ファントムブルワリー” がこの「ミッケラー」社の特徴です。ミッケラーと言えば、ジンよりもクラフトビールの業界で世界的に有名で、すでに2000種以上の商品を発売している程のメーカーです。

高校教師ミッケルとジャーナリストのケラーという2人の”自家醸造家”が、自宅のキッチンでビール作りをしていた時からその歴史が始まりました。

ビール作りのメーカーらしくホップが使われていることが特徴的で、アメリカで生産された有名な品種の「シムコーホップ」がジンの味の中心に据えられています。柑橘が香りながら、ホップの苦みがマッチしているジンです。

The Duke Munich Dry Gin デューク ミュンヘン ドライジン

原産国 ドイツ
  40度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカルート、レモンピール、ジンジャー、ラベンダー、クベバペッパー、ホップ、モルト

蒸留所 The Duke Distillery
ウェブサイト https://theduke-gin.de/en/shop/the-duke-gin-3-set-07l/

ドイツのミュンヘンで作られたジン。1158年にミュンヘンの街を作った「Duke of Bavaria」をオマージュしてこの名が名付けられました。

ドイツのジンの歴史の中では古い部類に入るジンで、2008年に初めて世に出されました。2人のドイツ人によって創設されましたが、現在では25人の従業員を抱える程規模が大きくなりクラフトジンの蒸溜所の中では大規模なものと言えるでしょう。

柑橘、スパイス、華々しさのバランスがとても取れていますが、そこにホップとモルトの味が加えられ、このジンにしか生み出せない仕上がりとなっています。

クラフトジン岡山

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原産国 日本
  50度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、コリアンダー、レモンピール、 アンジェリカの根、モルト、ラベンダー、オレンジ、ホップ、 シナモン、ジンジャー、オールスパイス

蒸留所 宮下酒造株式会社
ウェブサイト https://www.msb.co.jp/ptag/craftgin/

100年以上も続く老舗の焼酎の酒蔵、宮下酒造株式会社さんによって作られたジンです。

昨今、クラフトジンブームの到来によって、日本でもかなりの種類のクラフトジンが作られており、毎月の様に新製品がリリースされています。

この宮下酒造株式会社さんは、2016年には先駆けてジンを作られているので、日本のクラフトジンブームの草分け的存在です。

米焼酎をベースに作られていますので、日本でしか作ることのできない、日本ならではの味を持っているジンです。

最後に

今回は、ホップが使われているジンのまとめということで記事を書きました。

ホップと言えばビールの主原料ですが、ドイツやベルギーといったビールの名産地で作られるジンに使われることが多いようです。その苦みがジュニパーベリーと組み合わさると、とても特徴的な味を作り上げますね。

他のスパイス&ハーブにつきましても同様にまとめてますので、もしよろしかったら、下記一覧からお読み頂けると嬉しいです。

では、今回もお読み頂き有難うございました!

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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