さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
~最高のペアリングを求めて~
クラフトジンが飲めるお店

こんな東京のど真ん中に蒸留所? クラフトジンを飲みに虎ノ門蒸留所に行ってきました。

オフィス街のど真ん中に蒸留所がある?

こんにちは、日々美味しいジンを捜し求めているさっとんです。

皆さんは、蒸留所と聞いてどのような場所にあると想像しますでしょうか?

・水の綺麗な山奥?

・冷却装置が完備されている海岸沿い?

わたくしさっとんの中では、まさにそんなイメージしかありませんでした。

しかし、東京のど真ん中、しかも新橋や皇居からほど近い”虎ノ門”と言う場所に、昨年、蒸留所が作られたという情報を得たので、早速お邪魔してきました。

そもそも蒸留所とは?

ウイスキーファンにはなじみの言葉である”蒸留所”

蒸留と言えばウイスキーのイメージが出てくる人が多いと思いますが、ジン、ウォッカ、ラム、焼酎など、一般的にアルコール度数が高いお酒は蒸留という過程を経て精製されています。

それに対して、醸造酒という酒類にはビール、ワイン、日本酒などがあり、原料→発酵してアルコールになるという過程を経ます。

蒸留酒は、その発酵させたアルコール類をさらに蒸発させて、その蒸気が度数の高いアルコールとして抽出されるという流れです。

蒸留所には、蒸発させて蒸気を集める蒸留器という巨大な機械があります。

そのよう精製の流れになりますので、原材料→発酵→蒸留までする蒸留所は、郊外で水が奇麗なところに作られているというイメージでした。

わたくしさっとんは、今まで蒸留所に行ったという経験がほとんどなく、子供の時に社会科見学に行った時以来それきりでしたので物凄く好奇心をそそられます。

子供に何を見学させているんだと今では思いますが、わたしの小学校(もしくは中学校の時だったな~、うる覚えです)は宮城県ニッカ宮城峡蒸留所から程近かったこともあり、子供の頃に社会科見学で、ウイスキーの蒸留風景を見にいったものでした。

宮城峡は山あいにあり、広瀬川と新川(ニッカワ)が合流するような場所で、清流が流れているところに設立されています。

そのイメージがありましたので、東京のど真ん中に蒸留所があるということは、新鮮な驚きでした。

 

虎ノ門蒸留所

酒食堂 虎ノ門蒸留所
東京発、店内で蒸留されたジンを楽しめるバー&居酒屋
東京の島焼酎と青梅の名水を原料とし、店内の蒸留所でつくられる虎ノ門ジン「COMMON」。併設されたバー&居酒屋では、ここでしか飲めない「COMMON」のクラフトジンをベースにした「虎ノ門レモンサワー」や「虎ノ門ハイボール」を楽しめます。
東京をはじめ各地産のボタニカルを使用したシーズンジンも用意し、季節を感じるジンに合わせる居酒屋料理の名物 焼ナポ、東京の島料理は絶品です。

 

インスタ、Facebook はありましたが公式サイトは探ませんでしたので、虎ノ門ヒルズのサイトから引用です。

虎ノ門ヒルズ。。?

ヒルズと言えば、都心のど真ん中にしかないイケているイメージのビル。

そんな場所に蒸留所って作れるものなの?という疑問を最初は持ちました。

しかし、原料から作るのではなく、すでに完成された焼酎と、東京の綺麗な水源から水を取り寄せて都会で蒸留するということで、なるほど納得です。

ちなみにインスタはこちらから。

 

アクセス

2020年に開業されたばかりの、地下鉄日比谷線虎ノ門駅からすぐ。

銀座線虎ノ門駅、JR新橋駅、都営三田線内幸町からもすぐそこ。

こんなところに蒸留所ってあるの…綺麗な水源は…?って着くまでずっと半信半疑。

虎ノ門ヒルズは今まで来たことがなかったので、なおさらイメージがわかない。

着きましたが、ここ…?3階らしいけど、こんなビルの中?

案内板を見ると確かにある!

虎ノ門ヒルズの3階にある、虎ノ門横丁という飲食店街の1店。

こんな感じの横丁を抜けていくとありました!

お店の中

着きました!入口からして、めちゃくちゃオシャレ!

蒸留器もありました。こんなビルの中にも設置できるもんなんですね~。

実際にジンが作られている蒸留所に来るのは初めてなので、とても感慨深いものです。

そして、レストランも広々としていて開放的です。

街に面している側はガラス張りですので、虎ノ門の街並みを眺めながら食事を楽しめます。

今の時期は開放しているかわかりませんが、テラス席もありました。

 

ジン (COMMON GIN(コモンジン)など)

めちゃくちゃボトルが並べられてます。

こちらの蒸留所の基本の一本であるCOMMON GIN(コモンジン)

東京から高速船で2時間半。ダイビングやサーフィンのスポットとして有名な東京の”新島”で作られた島焼酎。

そして、東京の西の奥多摩地区、日本酒で有名な”澤乃井”の沢井湧き水と合わせて、ジン作りのベースにしているとのこと。

そこから、ジュニパーベリーやチコリルートをボタニカル(ジンの材料)として作られています。

他にも、日本のクラフトジンには結構使われている、ゆずとすだちのジン。

ホーリーバジルのお酒!!?

ホーリーバジルとは何なのか、皆様ご存じでしょうか?

ホーリーバジルとは、タイ料理でおなじみ、ガパオライスに使われているバジルです。

普通のバジルとは種類が違う、オリエンタルな風味を持つバジルです。

イタリアやスペインなどの地中海沿岸で作られるジンには、ボタニカルとして普通のバジルが使われているものがありますが、ホーリーバジルは初めてだな~

どんな味がするのか気になります。

メニュー

COMMON GIN を軸に、お馴染みのジントニックやジンのハイボールなんて珍しいメニューもあります。

ハイボールという呼びかたはウイスキーだけのものと思ってましたが、ジンに使ってもいいですね。なるほど~

季節のジンもラベンダーやキンモクセイなど気になるものが多いですね。

ベースとなっている島焼酎も充実してます。

また、ノンアルコールもあるので、お酒が飲めない人と来ても大丈夫そうです。

フードメニューはこちらです。

普通の居酒屋メニューの様な一品達に、全てひと手間何かをかけているという雰囲気です。

名物は焼きナポリタンとのことです。

ナポリタンと酒というのもなかなかイメージが付きづらいので、好奇心をそそられますね。

オーダー

さっそくオーダーしてみました。

ジンハイボールが珍しいと言いながら、飲み方は常にジントニックを試してみたい派なので、ジントニックをオーダーしました。 

嫁はキンモクセイのジントニックをチョイス。

写真のボトルは実際には運ばれてきません。

「写真を撮りたいから」と無理して頼んで持ってきてもらいました。店員さん親切です!

一口含むと。。。おー、焼酎の味が口の中に広がる!

それでいてジントニック。

これは、九州のクラフトジン蒸留所がこだわりを持って作っているような、日本独特の味で美味しいです。

これなら、焼酎好きの人にもあっさりジン好きになれるのではないでしょうか。

キンモクセイフレーバーのジンもハーバルで美味しいです。

 

フードも来ました~。

オーダーしたのは、ポテサラ、ガリトマト、エビマヨ、唐揚げです。

名物の焼きナポリタンはオーダーしませんでした。。。飲んでいる時は、あまり炭水化物を食べない派でして。

あと。ポテサラは写真がうまく取れてませんでした。。。

全てにひと工夫がされていて美味しいです。

焼酎ベースのジンと良く合いますね。

 

他の種類のジンも試してみたかったのですが、この日は他にも用事があったので、

サクッと食べて飲んで終了にしました。

次は、夜にでもゆっくり来たいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

東京のど真ん中、それもオフィス街にある蒸留所。

半信半疑ながらも訪れてみると、確かに蒸留器も設置されておりとても新鮮です。

作られているジンは、季節ごとにバリエーションも豊富の様ですので、まだまだ新しい味がリリースされていきそうですね。

もうちょっと踏み込んでレポしたかったのですが、スケジュールの都合上、大まかな紹介になり残念。

少しでも気になった方は、ぜひ一度訪れてみてください。

では、最後までお読みいただきありがとうございました!

また、次回もよろしくお願いします!

 

 

 

 

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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