こんにちは。インドカレー好きですが、時々、無性にグリーンカレーが食べたくなるさっとんです。
グリーンカレーやレッドカレーなどのタイのカレーって、どうやって作るのか全く想像がつかないですよね。
インドのスパイスカレーとは違い、パウダーや実のスパイスを使い玉ねぎとトマトを炒めて作るのではなく、ハーブを使いそれをペースト状にしてカレーの素を作る。
インドとは発想が全く違うカレーの作り方です。
すでにペーストになっている素は普通に市販されているのですが、タイのカレーはフレッシュハーブから作った方が100倍美味しい(大げさ)!
ということで、グリーンカレーの食材を買うべく、東新宿のアジアスーパーストアに行ってきました。
今回は、当ブログのテーマであるスパイスカレーとクラフトジンとは違うテーマですが、次回は、タイのカレーとクラフトジンのペアリングはありか?というテーマで記事を書こうと思ってますので、当記事はその準備段階の様子を書きました。
アジアスーパーストアとは
東京でタイ食材を入手するならここしかない!
タイ料理を作る料理人であればその名を知らぬ者はいない、日本最大級のタイ食材のお店。
店員さんたちもタイ人の方ばかりで、お店でかかっているBGMも全部タイミュージックばかりです。
通っているお客さんはプロの方も多く、またタイ人のお客さんがとても多いように見受けられます。
オンラインショップもあり、タイ食材をネットで購入することもできるので、気になる方は下記のアジアスーパーストアのサイトもご覧ください。
アクセス
副都心線 / 大江戸線の東新宿駅から歩いて4-5分くらいです。
そして、JR山手線の新大久保駅からも行けて、こちらは10分くらいでしょうか。
お店の様子
一階にファミリーマートがありまして、その脇の階段を上がって二階です。
階段を登り切った所で仏像さん達がお出迎えしてくれます。ここを左に行くと店内ですね。
階段を登りきると、猛烈なタイ現地の香りがしてきます。
実は、わたくしさっとんは世界一周旅行をしていたことがありまして、通算で3か月くらいタイに滞在していたことがあります。
タイのストリート屋台を彷彿とさせるあの香りが懐かしいです。
同じくタイへ旅をしたような人であれば、あの雑多なバンコクのストリートの風景を思い出すことでしょう。
中は、ちょっと広めのコンビニくらいの広さくらいかな~と思いますが、とにかく品数が多く、商品の密度が比べ物にならないほどです。
購入できるもの オススメ
あまりに品数が多いので全部は紹介できませんが、ざっと紹介していきたいと思います。
タイのソース系
ナンプラー
タイの代表的な調味料ナンプラー。魚から作る醤油:魚醤ですね。
200円から買えるので、近所のスーパーよりも超お買い得。
シーズニングソース
タイの合わせ調味料です。
これとナンプラーを料理に入れれば、どうな料理でもたちまちタイ味になるという魔法のソース。
タイのオイスターソース
普通のイメージでは、オイスターソースと言えば中華ですよね。
タイ料理にもオイスターソースは使われていて、中国のものより味がまろやかで優しいです。
タイのチリソース
タイのチリソースも相当美味しい。
特に最上段のシラチャーソースというソースは全米でも大人気です。
例えば、唐揚げなどにつけるととてつもなく美味しいです!
インスタント食品 料理の素
カレーのペースト グリーンカレー , イエローカレー , レッドカレーなど
これさえ揃えておけば、お手軽に自宅でタイカレーを作ることができます。
料理の素 ガパオ , ヤムウンセン , カオマンガイなど
ナンプラーなど調味料を集めるのが面倒くさく感じる人にオススメ。
これがあれば、ガパオなど王道のタイ料理がいとも簡単に作れてしまいます。
乾燥麺
タイのパッタイ、ベトナムのフォーなど好きであれば、この米の麺と粉末スープを買えば自宅でも簡単に作れてしまいます。
インスタントラーメン
アジア各国のインスタントラーメンも、ジャンクな味がするんですが美味しいんですよね~。たまに食べたくなります。
ココナッツミルク
インドカレーを作る人にも馴染みのある、ココナッツミルク。
タイ料理でもかなり使われています。
普通のスーパーにも売っていることには売っているのですが大抵1種類しか売ってなく、しかも結構な値段がするので、こちらで安く購入できるのがありがたい限りです。
フレッシュ食材
わたくしさっとんがこの店に来るのは、このコーナーをチェックすると言っても過言ではない。まさに、この店にしか置いてない品物たちがあります。
タイのライム(マナオ)やショウガ(カー)、にんにく(ガティアム)など、日本のものとは味が別な物なのでタイ料理には欠かせません。
そしてタイ料理に欠かせないハーブ、コブミカンの葉であるバイマックルッド(バイマックルー)。
いつもこれを買いにこのお店まで来ているようなものですよ。本当にここにしか売ってない。
そしてこれもタイ料理には欠かせないですね。
清涼感のあるような料理には確実に入っているレモングラス。
こちらもタイ料理に登場する頻度がかなり高め、小さい赤玉ねぎ=ホムデン。
家でイチからタイ料理を作ろうという意気込みがあるのであれば、カー、マナオ、ガティアム、バイマックルー、レモングラス、ホムデンあたりは外せないと思います。
あと、今日はフレッシュのものは売ってませんでしたが、タイの激辛唐辛子=プリッキーヌもあると最高です。
ドライフルーツやタイのお菓子
特にですが、みんな大好きドライマンゴー。
普通に買ったら700 – 800円くらいするところでしょうけれど、ここでは300円台。
あり得ないくらい安い!
タイ、フィリピン、シンガポール、ラオス、ベトナムなどのお酒
タイ料理好きで酒好きであればお目にかかっているはず、像のマークのチャンビア。
これは、本当にウマイんです~。
現地では100円台で買えるので、旅行者たちは本当に昼から何杯も飲んでいた風景を思い出します。
あと個人的に、ラオスのビール:ビアラオも美味しいのでオススメです。
タイの臼 クロック
実は、タイ料理をタイ料理たらしめているのが”臼”= クロックです。
木製と石製がありますが、石製の方をオススメしたいです。
冒頭で述べた通り、タイ料理はハーブからペーストを作る料理が結構あります。
バジルや唐辛子、または実のままのスパイスなどをこの臼に入れて、ひたすら叩きまくるとハーブペーストができます。
ミキサーか何かで電動でパッとやればいいじゃないかという意見が出てきそうですが、ハーブやスパイスというのは強くたたけば叩くほど香りが立ってきます。
あの香りが高い味をだすには、叩きまくるということが必要となります。
ただ、もの凄くうるさいので壁の薄い集合住宅だとやめた方がいいかな~と思います。
あと、石製の大き目のものは本当に死ぬほど重いので、足に落とすと骨折します。。。ご注意ください。
なんにせよ、本場タイ料理を作りたいのであれば一家に一台です!
小型~大型までサイズも結構分かれていて、値段も2000~5000円くらいです。
今日買ったもの
グリーンカレーを作ろうと思い、トムヤムセットを買いました。
ショウガ、レモングラス、バイマックルー入りで、このセットがトムヤムクンを作るときの基本の組み立てですが、グリーンカレーにもこれらが入ってます。
他にも、大好物のチャンビアを買ってきて家でグリーンカレーと共に楽しみました。うまし!
最後に
いつもは、スパイスから作られるカレーとクラフトジンに焦点を当てている当ブログですが、今回はタイ料理に焦点を当ててみました。
タイ食材と言えばここしかない!というべきお店=アジアスーパーストア。
これからタイ料理を作ってみたい方や、ネットで食材を買っているという方など、一度訪れてみるとその圧倒的さ加減に度肝を抜かれると思います。
料理を作らない方でも、単純な好奇心から行ってみても十分に楽しめると思います。
では、今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の記事では、タイ料理とクラフトジンのペアリングは美味しいのか?ということを検証したいと思います。