さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
~最高のペアリングを求めて~
クラフトジン

カレーは飲み物!? スパイスが香り立つクラフトジン オピアジンを紹介します。

カレーは飲み物!?

世の中には面白い飲み物が沢山あります。

その言葉を地で行くような、カレーに使われるスパイスを原料として作られたクラフトジンを紹介したいと思います。

こんにちは、カレーとジンをこよなく愛するさっとんです。

以前にも、クラフトジンとカレーに使われている材料は結構かぶっているという記事を書きましたが、今回紹介したいジンは特にその傾向が強く、飲んだ瞬間にカレーの様なスパイス感を感じるというスパイスに特化したジンです。

カレーとジンは相性ピッタリということを書いた、以前の記事もご参考頂けると幸いです。

カレー好きにもジン好きにもお薦めしたい。スパイスカレーとジントニックは最強のペアリング!

クラフトジン好きの方のみならず、カレーから入ってスパイスに興味を持った方も、今回の記事を読んでもらえるととてもうれしいです。

さて、今回紹介したいジンの名前は ”OPIHR GIN オピアジン”です。

スパイストジン オピアジン

ジンというお酒は、ジュニパーベリーを使っていれば、その他のボタニカル(スパイス、ハーブ、フルーツなど)は何を使っていてもジンと名乗れる程、自由度が高いお酒です。

個々のジンによって、フルーツの風味が強かったり、薬草を使ったハーブ風味だったりなど、それぞれの蒸留所が個性のあるジンを打ち出してきてます。

このオピアジンは”ORIENTAL SPICED”と銘打ってあるように、スパイス方面に特化したジンとなっています。

使われているボタニカル 古代のスパイスの航路の旅

このジンの面白いところは、使われているボタニカルの産地が一つ一つバラバラで、それぞれを追っていくと、古代のスパイス交易のルートをたどれるという面白いこだわりがあります。

カレーと言えばインドですが、インド、マレーシアなどのアジア、トルコやモロッコといった中東で生産されたスパイスが使われてます。

他にも、イタリア、スペイン、ドイツといったヨーロッパのフルーツも使われており、最終的に蒸留所のあるイギリスに辿り着くといった、歴史的なスパイスの航路という興味深いテーマで成り立ってます。

以下、公式ホームページから抜粋

各国をたどって、最終的に、イギリスの1761年の蒸留技術を使って蒸留されるという内容です。

The heritage of OPIHR Spices of the Orient Gin is firmly rooted in the ancient Spice Route. Traditionally merchants would travel thousands of miles along the route, trading exotic spices and botanicals from distant lands.

OPIHR Spices of the Orient Gin is crafted with a selection of exotic hand-picked botanicals, carefully chosen by OPIHR’s Master Distiller, including spicy Cubeb berries from Indonesia, Black Pepper from India and Coriander from Morocco.

The botanicals in Opihr Gin make the journey to their final destination, the oldest distillery in England, where quality gin has been traditionally distilled, using the same London Dry Gin method, since 1761. Here the botanicals are married with fine English spirit to produce an exotic oriental spiced gin.

OPIHR GIN公式ホームページ

使われているボタニカルは下記の通りですが、カレーに使われる様なスパイスがふんだんに使われてます。

・インドの黒胡椒

・インドのショウガ

・インドのカルダモン

・マレーシアのクベブベリー(胡椒のようなスパイシーなベリー)

・ドイツのアンジェリカ

・イタリアのジュニパーベリー

・スペインのオレンジの皮

・トルコのクミン

・トルコのグレープフルーツの皮

・モロッコのコリアンダー(パクチー)

胡椒 / ショウガ / カルダモン / クミン / コリアンアダーなどは、カレー作りには欠かせないスパイス群。

これを見ると、かなりスパイシーに寄った味のジンだということが分かります。

Andi Rivasによるボトルデザインにもこだわりが

OPIHR GIN公式ホームページ

このジンのデザインもいいですね!

スペインのAndi Rivasというアーティストによるデザインで、二頭のアジアの像が描かれてます。

驚くことには、このオピアジンの蒸留所はアジアの像の保護団体とパートナーシップを組んでいるとこと。

そのパートナーシップは設立後に組まれたものですが、企業イメージとボトルデザイン、活動の全てに統一感があって嬉しくなります。

飲んだ感想

一番最初に飲んだ時は、結構な衝撃を受けました。

”カ、カレー…!?” ”めちゃくちゃカルダモン…”という言葉が漏れました。

本当にカレーに使われているようなスパイスの感じ。

しかしジントニックにすると甘くなるので、カレーの様な辛さや塩味はありません。

あくまで、スパイスの風味がある甘くキリッとしたジントニックになります。

特にカルダモンを強く感じました。

カルダモンは、”スパイスの女王”と呼ばれていて、スパイスの中でも清涼感が強く、一口口に含むと口の中に爽やかさが生まれます。

全体的に、エキゾチックな味のジンですが、個性的でめちゃくちゃ美味しいです!

まとめ

今回の記事では、我が家で購入した個性的なジン、オピアジン について紹介させて頂きました。

クラフトジンがお好きな方には、ぜひ一度試していただきたい一本。

感覚としては、クラフトビールで世界的に有名な蒸留所:BREWDOG が作っている “LONE WOLF GIN”に味の感覚が似ているかな~という感想です。

BREWDOGも、会社のマーケティング的に相当ぶっ飛んだ品揃えとなっているので、一本一本のお酒がかなりユニークです。
しかし、よりスパイス寄りの作りとなっていますので、かなり個性的なジンを楽しみたい方にはオススメの一本です。

もちろん個性的なだけではなく、ジンそのものとしてのクオリティーも高いです。

また、カレー作りが趣味の方なども、こんな面白い飲み物もあるんだ~ということで、一度試してもらえると嬉しいです。

 

では、今回もお読み頂き有難うございました!

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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