さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
~最高のペアリングを求めて~
カレーとジンのペアリング

カレーとジントニックのペアリング おすすめの5選

こんちには、さっとんです。

前回は、個人的に思い入れが強い、カレー&ジントニックがペアリングとして最強ということで記事を書かせてもらいましたが、実際にどのジンがカレーと合うの?という疑問を持つ方もいると思いますので、”私的” カレーと合うジントニック 5選ということで紹介したいと思います。

前回の記事も併せてご覧いただけたら嬉しいです。

ジンと一口に言っても、世界中でブームになっていて小さい蒸留所まで含めると無限に数があります。

今回、「日本でも入手できるもの」「値段も安いものからそこそこ高いものまで網羅する」という条件のものを紹介していきます。

それぞれのジンのAmazonのリンクも張っていきますので、宜しければそちらのレビューもご確認ください。

では、進めていきます。

桜尾ジン

OFFICAIL WEBSITEから引用 出典:中国醸造株式会社 SAKURAO DISTILLERY 

以前にも紹介した桜尾ジン。めちゃくちゃファンです。前回のブログもご参考として紹介させてください。

こちらのジンは、柑橘の華やかさが素晴らしく、本当にすっきりとした味わいです。

使われているボタニカル(スパイス、ハーブ、柑橘など)もすべて広島産というこだわり。

レモンやネーブルなどの柑橘系はもちろんですが、柚子 / だいだい / 緑茶 / ヒノキ / 赤しそ など”和”な個性的なボタニカルが使われていて、それらが完璧に調和しているという恐るべき一品!

口の中で弾ける柑橘の爽快さ、味に奥深さを与える緑茶や赤しそなどの個性的な風味、ヒノキによるハーバル感。

それでいて、クセも無くすっきりしていてどのような料理とも合います。

カレーの味の余韻を壊さなく、しかし口の中は後味スッキリということで超オススメです。

オフィシャルホームページもかっこいいので、ぜひのぞいてみてください。

https://www.sakuraodistillery.com/

 

タンカレージン

居酒屋というよりは、バーなどで基本のジントニック様に使われることも多い、かなり有名なジンです。

こちらのジン、その名前を冠しているイギリス人・チャールズ・タンカレーが1830年台に作り上げたという、歴史が長いジンです。

使われているボタニカルは、ジンとしてなくてはならないジュニパーベリーを含め4種類のみ。

そして4回もの蒸留を経て作られます。

蒸留は繰り返される度に雑味が無くなっていくものですので、4回も繰り返されているということは、かなりクリアなものになるということです。

もともと使われているボタニカルが少ない、また、蒸留回数も多いということで、シャープな味のジンが出来上がり、それで作られたジントニックも相当キリッとした味わいとなります。

タンカレーナンバー10

OFFICAIL WEBSITEから引用 出典:Tanqueray official home page Tanqueray No.10

こちらもタンカレー社で作られているジンです。

値段も通常のタンカレーの倍ぐらいするという、タンカレーの上位版。

年代は相当新しくなり、2000年台からの登場となります。

4回の蒸留は変わりませんが、他にも柑橘などのボタニカルが加えられているということです。

サンフランシスコ世界スピリッツ大会にて、2000年から3回連続でベストスピリッツに選ばれたというプレミアムジン。

味わいは、タンカレーと同じくキリッとしていながら、口の中に柑橘の爽やかさが広がります。

わたくし個人的に、今まで飲んできた中でベスト3に入れたい位、本当に美味しいのでお気に入りのジンです。

キュロジン

フィンランドの若者5人が立ち上げた蒸留所で作られるプレミアムジン。

まずは、この動画をご覧ください。

。。。

素っ裸のサウナー5人が蒸留所を立ち上げた人たち。

そして、中央にいるミッコという人がサウナから出て素っ裸で外を歩きながら、自分たちのプロダクトをひたすら説明するという、シュールというかかなりおふざけした感じになってます。。

この紹介動画とは打って変わって、キュロジンそのものは相当に素晴らしい出来なんです。

動画にもあるような、北欧の深い森を思わせるようなハーバルな味で、初めて口に含んんだ瞬間、「あ、森だ」と呟いてしまったくらい。

こちらのジンも、スピリッツのコンペティションで数々の受賞歴があるかなりの実力派。

森の中に迷い込んでしまうような感覚があるような清涼感が持ち味です。

全ての人に一度試してほしいくらい程の逸品ですが、何せ、置いてあるレストラン・バーが無い。。。

ジンに力を入れているバーであれば置いてありますので、見つけたらぜひ試してほしい逸品です。

シンプルなサイトですが、オフィシャルサイトもぜひご覧ください。

https://kyrodistillery.com/distillery/

ギリアムズジン

 

OFFICAIL WEBSITEから引用 出典:Gilliams gin official site  

少々変わり種のジンも紹介します。

ベルギーの小さな村で作られている、ギリアムズジンです。

シトラス系のフルーツを使用しているジンが多い中、こちらは珍しくリンゴを主要なボタニカルとしています。

しかも、ベルギーのリンゴと日本の富士リンゴの二種類を使用しているとのことで、日本人としては誇らしい気持ちになってきます。

ジントニックにして飲むと、口の中がリンゴの甘みと爽やかさで満たされます。

カレーにはもちろん合いますが、他の色々な洋食との相性もばっちりです。

こちらのジンも、毎年開催されるWorld Gin Awardというジンのコンペティションで、受賞歴が多数ありますので、間違いなく最高の逸品です。

こちらはアマゾンでは扱ってないようですが、ギリアムズジンでしサーチをかけると楽天などでヒットします。

こちらもオフィシャルサイトのリンクを張っておきます。

https://www.gilliamsgin.com/

 

モンキー47

クラフトジンの歴史を変えたといっても過言ではない!最強のクラフトジン。

2010年に登場以来、世界中で愛されている一本。

このジンが造り上げられた歴史も相当興味深いものとなってます。

イギリスの退役軍人モンゴメリー・コリンズ氏が、ドイツのシュバルツヴァルト(ドイツ語で黒い森の意味)というフランスの国境近くの地方で、第二次世界大戦後に宿を営んでおり、その時にジンづくりの情熱を燃やしていた。

ボトルのサルは、モンゴメリー・コリンズ氏がベルリン動物園のサルのスポンサーになっていたという歴史があり、彼の遺品にサルのモチーフのボトルがあったとのことです。

そのレシピを手に入れ触発された元ノキアのマネージャー、アレックス・スタイン氏が2006年からジンの復活に向けて動き出したという歴史があります。

モンキーはモンゴメリー氏のサルのモチーフから、47は47種類のバタニカルから作られたのでモンキー47と名付けられました。

オレンジによってストラス感が強く主張されてますが、コリアンダー / クローブ / ナツメグ / ジンジャーなどが使われスパイス感もあり、カレーに入っているスパイスとも共通点が多いです。

カモミール / ジャスミン / ミントなどのハーブによってアロマティックさも加味され、全てのボタニカルを調和させる黒い森の天然の湧き水によって作られています。

47種類も入っているのでもちろん味わいは複雑ですが、究極的なバランスで調和されてます。

このジンを飲んでジンにハマったという方も多く、ジンラバーもベストに挙げる人が多いという驚異的な逸品です。

カレーと合わせてほしいのはもちろんですが、偶然にもこのジンに出会う機会があったら、とにかく飲んでほしいです!

オフィシャルホームページも、かっこよくて見ごたえがありますので、ぜひ覗いてみてください。

https://monkey47.com/

Amazonでも、5000件近い評価が付いていて、星4.8という驚異的なハイスコア。恐るべしです。。

 

| まとめ

いかがでしたでしょうか。

ジンと一口に言っても、本当にボトル一本一本の作り手に対する愛情が込められており、それぞれがとても個性豊かに仕上げられております。

今回は個人的な感想になりますが、カレーと一緒にペアリングして組み合わせが良かったと感じたものを挙げさせてもらいました。

カレー屋にはなかなかジンはありませんが、タンカレーであれば見かけることもあるかと思います。そのその時は、ぜひペアリングをお試し頂ければと切に願います。

また、桜尾やタンカレーなどは価格的にも安く、ご自宅用に一本購入をお勧めさせてもらいたいです。

もし、ジンが美味しいと感じてもらえるのであれば、色々お試しいただいてお薦めも教えてください。

では、今回も読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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