さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
~最高のペアリングを求めて~
ジン ボタニカル検索

スパイス&ハーブ解説 【タイム】ボタニカルに使われているクラフトジンまとめ

さっとん
さっとん
こんにちは。ジンラバーさっとんです。

前回の記事では、【タイム】について解説しました。

また、他のスパイス&ハーブについても一覧から確認できますので、そちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

今回は、その【タイム】がどんなジンに使われているのかまとめてみました。

※それぞれのジンに、他にも使われているボタニカルを記載してますが、調べられる範囲内で記載してますので、全てではないことをご了承ください。

※日本と海外のジンを紹介しますが、記事を書いている時点で日本で入手できるジンのみご紹介します。

タイムが使われているクラフトジン

Gin Mare ジン マーレ

この投稿をInstagramで見る

Gin Mare(@ginmare)がシェアした投稿

原産国 スペイン
  40度
使われているボタニカル ジュニパーベリー、オレンジ、レモン、コリアンダーシード、カルダモン、オリーブ、スイートバジル、ローズマリー、タイム
蒸留所 The Gin Mare distillery
ウェブサイト https://www.ginmare.com/

https://ginmare.tr-market.jp/

スペインの地中海の海外沿い、Costa Brava と Costa Doradaという二つの海外の間にある小さな漁村で作られているジンです。

ボタニカルにオリーブや、スイートバジル、ローズマリー、タイムなどのハーブが使われており、’Mediterranea(地中海) gin’の名の通り、とても地中海を感じさせるジンです。

作り手も、忙しい時間に追われるよりも、地中海の様なゆったりした時間を感じるためにこのジンを作ったとおっしゃっているので、まさに、夏の夜のゆったりした時間に飲むのに最適なジンと言えるでしょう。

Sabatini Gin サバティーニ ジン

この投稿をInstagramで見る

Sabatini Gin(@sabatinigin)がシェアした投稿

原産国 イギリス(ボタニカルはイタリア産)
  41.3度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、コリアンダー、菖蒲、フェンネル、セージ、タイム、オリーブの葉、レモンバーベナ、ラベンダー

蒸留所 Thames Distillers
ウェブサイト https://www.sabatinigin.com/en/

イタリア・トスカーナ地方のサバティーニ・ファミリーの会社:Teccognano S.r.l.によって作られているジンです。

トスカーナ地方の、自身の敷地内や近隣で育てられたボタニカルを使って作られていますが、蒸留作業はイギリスのThames Distillers にて行われています

フェンネル、タイム、セージなど、地中海地方のハーブが贅沢に使われた、清涼感がありながら心地よい苦みがあるジンです。

Siegfried Gin ジークフリート ジン

原産国 ドイツ
  41度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、菩提樹の花(リンデン)、アンジェリカルート、オレンジピール、タイム、クベバベリー、ラベンダー、ショウガ、カルダモン、その他

蒸留所 Rheinland Distillers
ウェブサイト https://www.siegfriedgin.com/siggi/

http://www.siegfried-gin.jp/index.html

ドイツで作られているジンで、ドイツの詩人ニーベルンゲンによる叙事詩からその名がとられています。

’Rheinland Dry Gin’とラベルに表記がありますが、Rheinlandはライン川沿岸の一帯を指す地方の名称で、ライン川流域の蒸留所で作られています。

詩の中で重要な役割を果たす「菩提樹の花」がボタニカルとして使われており、ふんわりとした甘さを持ちながらドライな味わいです。

華やか、ドライ、スパイシー、柑橘などの全ての味のバランスが見事に取れていて、国内外でも評価が高いクオリティーのとても高いジンです。

Mil Gin ミル ジン

原産国 アイルランド
  42度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、アーモンド、バジル、ベルガモット、オリーブ、アイリス、ローズマリー、タイム、グーズベリー

蒸留所 Pearse Lyons Distillery
ウェブサイト https://milgin.com/

アイルランド、ゲール民族の父と呼ばれる神話上の人物「軍神・ミル」からその名が採られて、ラベルに描かれている髭のおじさんもその人物です。

ちなみにこミルlですが、スペインのあるイベリア半島からアイルランドに渡ったということもあり、それを象徴するように、地中海のボタニカルを使用して作られているジンです。

アイルランドと言えば、日本よりちょっと寒いかなというくらいの気候ですが、このジンは地中海の太陽を感じられる様な、とても華やかな味を持っています。

数々の受賞歴を持ってますので、世界中で認められているジンです。

7d Essential Gin 7d エッセンシャル ジン

原産国 スペイン
  41度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、ビターオレンジ、スペアミント、タイム、スウィートオレンジ、ペパーミント、シナモン、ラヴェンダー、レモン、マンダリンオレンジ、カモミール、コリアンダー

蒸留所 7D DISTILLERY
ウェブサイト

バルセルナにその蒸留所を構え、地中海のボタニカルで作られたジンです。

7回もの蒸留を経て味わいをクリアにした後さらに、アヤラ渓谷のネルビオン川の綺麗な湧き水を使用してジンに加水してますので、とてもクリアな味わいになっています。

地中海のハーブがふんだんに使われていて、とりわけミントを強く感じる味わいで、さらに柑橘の華やかさもとても素晴らしい、美味しいジンです。

最後に

今回は、タイムが使われているジンのまとめということで記事を書きました。

タイムはヨーロッパ南部の地中海西部海岸域で多く分布するハーブなので、地中海沿岸で作られるジンにもかなり使われています。

そのほろ苦い味と、清涼感のある香りがジンを個性的な味わいにします。

他のスパイス&ハーブにつきましても同様にまとめてますので、もしよろしかったら下記一覧からお読み頂けると嬉しいです。

では、今回もお読み頂き有難うございました!

この記事をSNSでシェア!
ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA