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スパイス&ハーブ解説 【キャラウェイ】ボタニカルに使われているクラフトジンまとめ

さっとん
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こんにちは。ジンラバーさっとんです。

前回の記事では、エスニック料理でおなじみのスパイス【キャラウェイ】について解説しました。

また、他のスパイス&ハーブについても一覧から確認できますので、そちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

今回は、その【キャラウェイ】がどんなジンに使われているのかまとめてみました。

※それぞれのジンに、他にも使われているボタニカルを記載してますが、調べられる範囲内で記載してますので、全てではないことをご了承ください。

※日本と海外のジンを紹介しますが、記事を書いている時点で日本で入手できるジンのみご紹介します。

キャラウェイがボタニカルとして使われているジン

Kyrö Gin キュロ ジン

 

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原産国 フィンランド
  46.3度
使われているボタニカル ジュニパーベリー、コリアンダー、メドウスイート、シーバックソーン、クランベリー、白樺の葉、アンジェリカルート、カルダモン、シナモン、エルダーフラワー、リコリス、オリス、レモンピール、ピンクハイビスカス、キャラウェイ、ディル
蒸留所 Kyrö Distillery
ウェブサイト https://kyrodistillery.com/distillery/

フィンランドの若者5人によって設立された蒸留所で、サウナの中でそのジン作りの情熱を話し合ったという、いかにもフィンランドらしいストーリーがあります。

フィンランドの国民食であるライ麦パン、その素材のライ麦をベースにスピリッツが作られています。

そこに、メドウスイートやエルダーフラワーなどのハーブ、シーバックソーンやクランベリーなどのベリー系、柑橘、スパイスなどのボタニカルのエキスが抽出されていて、全ての要素がバランスよく組み立てられた、とてもクオリティーの高いジンです。

全てにおいてフィンランドならではというストーリーがあり、世界的なコンペでも数々の受賞歴がある唯一無二のジンです。

Hendrick’s Gin ヘンドリックス ジン

 

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原産国 イギリス(スコットランド)
  44度
使われているボタニカル バラの花びら、きゅうり、コリアンダーシード、ジュニパーベリー、アンジェリカ、オリスルート、レモンピール、カモミール、クベバベリー、オレンジピール、エルダーフラワー、シモツケ、キャラウェイシード
蒸留所 Girvan distillery
ウェブサイト https://www.hendricksgin.com/

クラフトジンの先駆け、代名詞ともいえる存在。

女性蒸留士:Lesley Gracieさんによって作られる、女性らしい繊細さを持った至高の一品です。

ヘンドリックスの代名詞ともいえる「きゅうり」「バラ」が特徴的で、瑞々しいながら華やかな味わいがあるジンです。

Boodles Gin ブードルス ジン

 

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原産国 イギリス(スコットランド)
  43度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カシアバーク、キャラウェイシード、ナツメグ、ローズマリー、セージ

蒸留所 Greenall’s Distillery
ウェブサイト https://www.boodlesgin.com/

英元首相のチャーチルなど、そうそうたる面々が属した紳士クラブ:ブードルズクラブがその名の由来です。

チャーチル英国首相も、このジンで作られるマティーニを好んで飲んでいたということで、歴史のある由緒正しいジンです。

「減圧蒸留」という変わった蒸留方法を取られていて、とてもキリとした味わいに仕上げられてます。

Drumshanbo Gunpowder Gin ドラムシャンボ ガンパウダー ジン

原産国 アイルランド
  43度
使われているボタニカル

ジュニパーベリー、メドウスイート、カルダモン、コリアンダーシード、アンジェリカルート、オリスルート、キャラウェイシード、スターアニス、ガンパウダーティー、レモン、グレープフルーツ、カフィールライム

蒸留所 The Shed Distillery
ウェブサイト https://drumshanbogunpowderirishgin.com/

アイルランドの小さい村:ドラムシャンボで作られているジンです。

ガンパウダーティーと呼ばれる、中国茶を使っていることから、その名前が付けられています。

柑橘を強く感じさせながらも、スパイスが程よいアクセントとなっており、お茶の香りが鼻に抜ける、こちらもかなり美味しいジンです。

その名前からか、公式ウェブサイトに入った瞬間に銃声が鳴る仕掛けがされていますので、いつもビクッとしてしまいます。

サイトを見てみたい方は、ビックリしない様にお気をつけて覗いてみてください。

桜尾ジン ハマゴウ

 

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原産国 日本
  47度
使われているボタニカル

広島のボタニカル:ハマゴウ、ローズマリー、不知火、ラベンダー、緑茶、スペアミント

海外のボタニカル:ジュニパーベリー、アンジェリカルート、リコリス、コリアンダーシード、バニラビーンズ、キャラウェイシード

蒸留所 Sakurao Distillery
ウェブサイト https://www.sakuraodistillery.com/sakurao/hamagou2020.html

広島の世界遺産:宮島に自生しているハマゴウ(浜辺に生育する海浜植物)を中心のボタニカルとして作られているジン。

広島産のボタニカルと、海外から取り寄せられたボタニカルがバランスよく使われています。

ジンとしてのクオリティーが高いのはもちろんのこと、日本の素材を使うことによって”和”を感じさせるので、和食にペアリングで合わせる際にも非常に良いジンです。

最後に

今回は、キャラウェイが使われているジンのまとめということで記事を書きました。

他のスパイス&ハーブにつきましても同様にまとめてますので、もしよろしかったら、下記一覧からお読み頂けると嬉しいです。

では、今回もお読み頂き有難うございました!

 

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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