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~最高のペアリングを求めて~
クラフトジン

月の隕石が原料のクラフトジン??? ベルギー発 『MOON GIN』(ムーンジン)とは

さっとん
さっとん
こんにちは。ジンラバーさっとんです。

私(さっとん)は、都心に出るたびに、酒屋に寄ることが半ば強迫観念的に行動に組み込まれていますので、いつものようにビックカメラさんのBIC酒販に寄ってみました。

そうすると今まで見たことの無い奇妙なジンがあるではないですか。すかさずググって見ると、「月の隕石」がボタニカル(風味付けの素材(スパイス、ハーブ、フルーツなど))として使われること。

さっとん
さっとん
ま、全く味想像がつかない….
嫁
ええやん。買ってみようやー

同じくジンラバーの嫁ですが、「月」という言葉にめっぽう弱いらしいです。「色物じゃないのか…」という多少の不安を感じながらも購入してみました。

そのジンの名前は『MOON GIN(ムーンジン)』🌕。ベルギー産のジンです。今回の記事では、この奇妙なジンについてご紹介していきます。

MOON GIN(ムーンジン)とは

 

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MOON GINができるまで

Matthew and Tommy started off as serious gin enthusiasts. While tasting gins on a hot summer night they fantasized about their own gin. The name and concept were obvious as while talking they stared at the full moon.

出典:MOON GIN公式サイト

Tommy De Mulder(トミー)とMatthew Van Noten(マシュー)という二人の青年が、ある夏の夜にジンを味わいながら、自分達のジンを作ることについて夢を語りあってました。その時に空に見えていたのが「満月」だったので、二人は月をテーマにしたジンを作ることを決心したそうです。

月の隕石を蒸溜した、世界初のスペシャルなクラフトジン
(ボタニカルと一緒に月の隕石(NWA 8277 Lunar)を漬け込み、蒸溜しています。)

出典:MOON GIN 日本輸入代理店アレグレスさんのサイト

月をテーマにしたジンは、他にも、満月の晩のみに蒸留する「アルケミストジン」などがありますが、このムーンジンに関しては「月の隕石」を素材としてアルコールに漬け込んで使用されています。

月の力を借りることによって、神秘的なパワーも注入されるみたいですね。

さっとん
さっとん
隕石が使われているとして、それでもまだ味の想像がつかん….

一体、月の隕石とはどんな味をしているのでしょうか?

月の隕石って入手できるの?

正直な所、私は天文学については全く不勉強なのですが、できる限り調べてみました。

月の石として正真正銘間違いがないものは、NASAのアポロ計画で月から持ち帰られた「月の石」でしょう。しかしそれ以外にも、地球に直接落ちてきた月の隕石は存在するそうです。

まず最初に月に隕石が落ちて、その時に砕け散った月の表面の石が宇宙空間をさ迷い、地球の引力が届く軌道上に入ると、地球の引力に引っ張られることによって地球に落ちてきます。地球の大気圏でも燃え尽きなかったものが地表まで落ちてくるとのことです。

何と天然石専門のお店などでも売られているようですね!どこまで信憑性があるのかは分かりませんが、月の石って買えるのですね…

使われているボタニカル テイスティングノート

原産国 ベルギー
  44度
使われているボタニカル

月の隕石、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、カルダモン、
アンジェリカルート、レモンピール、オレンジピール、シナモン、ペッパー、リコリス、ローズマリーなど

ウェブサイト https://www.moon-gin.com/home
さっとん
さっとん
い、意外に…芳香性が強い!
嫁
めっさアロマやん!!

香っている段階ではそれほどでもないんですが、口に含むと香水の様な香りが口中に広がります。これは、芳香性強めのハーブ・ローズマリーがかなりの量使われているんじゃないかと想像します。そして、その陰からほのかに香ってくる柑橘の風味。良く味わうと、カルダモンの青味がかったスパイシーさも感じられます。

同じく芳香性が強いジンと言えば、例えば『ノルデスジン』『ジェネラスジン』などお好きな方であれば、必ず気に入ると思います!

月の隕石の味は、すいません….分かりませんでした…

他にも同名の『MOON GIN』があるから気を付けて!!

そして私と嫁が混乱したのが、全く同じ名前の『MOON GIN』を以前に飲んでいたからでした。

嫁
あれ、これこないだ飲んだのとは別もん??

しかしそれは、名前が同じというだけで全く別のフランス産のジンでした。日本国内で流通しているもので2つの『MOON GIN』が存在しますので、混乱しないようお気を付けください。

こちらは、フランスのボルドー地方で作られていながら、ボタニカルに、ネパール山椒や唐辛子、中国のクコの実などが使われていて、エキゾチックなスパイシーさを持つジンです。このジンもとても美味しいので、バーで見かけたら飲んで頂くことをオススメします!

また、楽天でも購入できますので気になる方はぜひチェックしてみてください!

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楽天で購入

 

 

 

最後に

月の隕石をボタニカルとして使っている『MOON GIN』。いかがでしたでしょうか。

その味が気になる方、神秘的なパワーにあやかりたい方などは、販売をしているアレグレスさんの公式ページで詳細が記載されていますので、ぜひチェックしてみてください!

ちなみに今回ご紹介したオリジナルのジンの他にも、チェリーを漬け込んだ『MOON GIN CHERRY』も存在するようですので、こちらも気になるところです。こちらも公式ページに情報があります。

では、今回もお読み頂き有難うございました!

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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