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クラフトジンが飲めるお店

【季の美ハウス】ジャパニーズクラフトジンの歴史がここにある

さっとん
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こんにちは。ジンラバーさっとんです。

現在、日本各地でジン作りがとても盛んになりジンブームが巻き起こってますが、ジャパニーズクラフトジンのパイオニアと言えば『季の美 京都ドライジン』であることは間違いないでしょう。

そんな『季の美』ですが、ジンに触れられる体験をできるブランド直営のお店があります。それが今回ご紹介する『季の美House』です。

そもそも『季の美 京都ドライジン』とは

歴史

ジンラバーにはお馴染み、サイレントプールジンやフィーバーツリー・トニックウォーターを輸入している会社「株式会社ウィスク・イー」のデービッド・クロール氏と角田紀子氏が、ウイスキーマガジンの元編集長マーチン・ミラー氏を迎え、2014年に「株式会社Number One Drinks(現在は社名を株式会社京都蒸溜所に変更)」を設立。

2015年に京都市内にジンを製造する「京都蒸留所」を設立後、翌2016年10月に『季の美 京都ドライジン』を発表しました。

それまでは、日本国内で生産されているジンと言えば、大手企業によって大規模に製造されているものしかありませんでした。小規模の蒸溜所で製造され、地域の特性を活かした味を持っていたり、特徴的な生産方法によって作られるジンが「クラフトジン」と呼ばれています。季の美がそのパイオニア的存在であり、その発売からジャパニーズクラフトジンの歴史が始まったと言っても過言ではありません。

ジンの特徴

お米からつくるライススピリッツをベーススピリッツとしています。

ボタニカル(風味付けの素材)に、京都各地で作られた玉露、柚子、檜、山椒、赤紫蘇、笹の葉などの”和”の素材を使用して蒸留。

最後に、伏見の柔らかくきめ細やかな伏流水をブレンドして作られます。

本当にクリアな味わいでバランスの取れた美味しいジンです。世界各国に輸出もされており、国際的に賞賛されているジャパニーズジンですね。

季の美ハウス(House of Ki No Bi)

京都蒸溜所によって運営されている、販売や飲食、展示まで、季の美ジンをとことんまで味わったり楽しんだりできるお店です。2020年6月にオープンしました。

外観

築100年以上の町屋を改築したという建物。季の美ジンのボトルに刻印されている円形のロゴマークもバッチリ入っていてかっこいいですね~。京都の街並みに溶け込んでいてとても素敵です。

入口の通路を入っていくとロゴマークが描かれており、右側が入口です。

お店の間

入口を入ると販売の間があり、ここで京都蒸溜所の製品を購入できます。

季の美ハウスでしか買えない『季の美ハウスジン』もありますので、ぜひ一本は買って帰りたいところですね。

そして、季の美ハウスで購入するか、会員限定にしか販売されない5周年記念限定セットも販売されていますので、欲しい人は急いでください。季の美の5種類のジンに金箔の装飾が施され、桐箱に入れられた高級感のある造りになっています。

季の美の間

バーゾーンとなっていて、ここで季の美を味わうことができます。

和の内装だけどちゃんとBARという感じで雰囲気いいです。

BARゾーンの奥は趣のある中庭があります。この日は雪も降っていて日本の四季を感じながらジンを飲めるのが素晴らしいです!

メニューは、レギュラー製品の季の美や季のTEA、季の勢などから、ここでしか飲めないハウスジンや、新発売の季の美 GOまであります。

別売りのトニックウォーターをオーダーしてジントニックにするにも良いですね。そして、それぞれのジンに合ったオリジナルカクテルも多数あります。

有難いのが3種飲み比べですね。1500円で自由に3種のジンを組み合わせて楽しむことができます。

ジンパレス

ジンパレス内では通常のドリンクメニューはもちろん、この室内でしか飲む事の出来ないメニューをご用意しております。

60・70年代に販売されていたビンテージのスピリッツとリキュールを使用したクラシックカクテルや今ではなかなかお目にかかれないオールドウィスキー、そして京都蒸溜所が日本で初めて製造し、これまで販売をしてきた樽熟成のジン「季能美」の全てのラインナップをご注文いただけます。

出典:京都蒸溜所公式ページ

季の美House会員「ELEMENTS会員」が入ることのできる会員限定ルームがあります。私は会員ではないのですが、会員に入っておけばよかった~と後悔してます…

ここでは、ビンテージのリキュールやウイスキー、樽熟成のジン「季能美」を楽しむことができます。

展示の間

季の美ハウスには2階もありますが、そこには、まるで博物館の様な展示スペースがあります。ここで季の美について色々と知ることができます。

使われている風味付けのボタニカルの説明だったり

そのボタニカルがどこ産か知れるマップもあります。

季の美の特徴的なボトルができるまでの変遷。

蒸溜所の中の風景を知ることができたり、

蒸留の手順について書かれたパネルもあります。

混和の間

そして、2階の隣の部屋にはテイスティングルームがあります。

ここでは、6つの風味のカテゴリーに分けられたボタニカルの原酒をテイスティングすることができます。予約制になっていますので、訪れる際には公式ページから事前予約をしてください。

最後に

季の美ハウスのご紹介、いかかがでしょうか。ジン初心者でも楽しむことができますし、ジンラバーにとっては、一度は行ってみたいディズニーランドのような夢の国です!

ぜひ一度訪れてみてください!

アクセス

京都の東西線「京都市役所前」が最寄り駅です。平安神宮や京都御所からも程近いので観光がてらに行ってみるのも良いでしょう。

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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