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世界106のトップバーが選ぶ ジンのブランドランキング DRINKS INTERNATIONAL Brands Report 2022: Gin

さっとん
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こんにちは。ジンラバーさっとんです。

2022年新春。ジンラバーやジンに関わる人たちにとって、とても参考になるジンのランキングが発表されました。その内容は、世界のトップバーが選ぶジンのブランドランキングということで、とても気になるではないですか!

ちなみに、ジン初心者でジンが気になっているという方にも参考になる、大いにオススメしたいランキングです。

今回の記事では、海外メディア「DRINKS INTERNATIONAL」による『Brands Report 2022: Gin』の内容を概略してご紹介します。

出典リンク:Brands Report 2022: Gin、 Brands Report 2022: How We Did It

DRINKS INTERNATIONAL Brands Report 2022: Ginとは

お酒業界全般のトピックを扱う海外メディア「DRINKS INTERNATIONAL」。このメディアが扱っているトピックは蒸留酒(スピリッツ)、ワイン、ビールと多岐にわたり、発足は1967年と歴史があるとても信頼のおけるメディアです。

そこから毎年様々なランキングが発表されていますが、2022年新年にジンのブランドランキングが発表されていました。

様々なコンペティションで受賞を果たしているバーの中から、厳選された106店にアンケートを実施し、バーオーナー、ヘッドバーテンダー、バーマネージャーなどが回答して集計された結果です。

The World’s 50 Best Bars (1-100), Tales of the Cocktail’s Spirited Awards, Top 500 Bars, Asia’s 50 Best Bars, Germany’s Mixology Awards などなど、そうそうたるコンペティションで受賞を果たしたバーから厳選された、世界トップバーによるランキングですね。

ランキングのカテゴリーは、BEST SELLING BRANDS(もっとも売れたブランド)と、TOP TRENDING BRANDS(もっとも話題のブランド)の2つです。実際にバーで使われているものと、注目を浴びているものという感じですね。

では、気になるランキングを見ていきましょう!

BEST SELLING BRANDS

  1. タンカレー
  2. ボンベイサファイア
  3. ビーフィーター
  4. ヘンドリックス
  5. モンキー47
  6. シタデル
  7. ジンマーレ
  8. 六(ロク)
  9. ゴードン
  10. フォーズ

それぞれのバーが3ブランドづつチョイスして回答しています。

さすがに、タンカレー / ボンベイ / ビーフィーター / ゴードンの”4大ジン”ブランドは強い!去年はボンベイが首位でしたが、今年はタンカレーが首位に返り咲きました。オリジナルのタンカレーとタンカレーNo.10によって25%の得票数を得たとのことで強すぎです。

イングランド以外のヨーロッパで作られているジンも強いですね。同じ英国ですがスコットランドの『ヘンドリックス』、ドイツの『モンキー47』、フランスの『シタデル』、スペインの『ジンマーレ』などは、いわゆる “クラフトジン” のジャンルに入れられそうな銘柄達ですが、どれも旧来のジンの世界に風穴を開けてきたような、個性的でありつつ評価の高いブランドばかりです。

驚きなのは、サントリーさんが作っている『六』ですね。「ジャパニーズジンもこんなに海外で認められているのか!」と誇らしい気持ちになります。

ちなみに『フォーズ』はイギリス産で、バーテンダーのカクテルの為に作られている様なジンです。日本では正規輸入はされていないようです。

TOP TRENDING BRANDS

  1. モンキー47
  2. タンカレー
  3. ボタニスト
  4. 六(ロク)
  5. ヘンドリックス
  6. ジンマーレ
  7. フォーピラーズ
  8. ビーフィーター
  9. フォーズ
  10. ネヴァーネヴァー

最も話題になったブランドと言うことで、ベストセラーとは内容が違っていますね。ちなみにこちらのランキングに入ると、翌年以降ベストセラーに入ってくる確率も上がってくるとのことですので要注目です。

1位の『モンキー47』はやっぱりカリスマ的な魅力がありますよねー。誰にもまねできない唯一無二の味で世界的評価もあまりに高いので、1位獲得も不思議ではありません。

『ボタニスト』も注目株ですね。スコッチファンにもお馴染の『ブルックラディ蒸留所』が作っているだけあって、かなりクオリティが高いジンです。

そして、ここでも『六』。日本のボタニカルを使っていて和のテイストがあるにも関わらず、バーテンダーさんにとってもカクテルに使いやすいのでしょう。日本が誇るトップブランドですね。

個人的に気になるのは、『フォーピラーズ』『ネヴァーネヴァー』といったオーストラリア勢。近年、オーストラリアでもジン作りがかなり盛んになっており、街角に蒸留所があるのが普通になってきているとのことです。どちらのブランドも個性的なジンを日々発表し続け、ジンラバーからも評価が高いです。

最後に

世界のトップバーが選ぶジンのブランドランキング、いかがでしたでしょうか。

バーテンダーではない私個人からみてもすごく納得と言った順位でした。ジンの本場イギリス以外でも数々のブランドが選出されているのを見ると、世界的なジンブームを感じることができますね。

このランキングを参考にジン選びをするのも良いと思います。フォーズ以外は日本でも入手しやすいものばかりですので、気になる方はぜひお試しください。

では、今回もお読み頂き有難うございました!

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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