さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
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クラフトジン

めちゃくちゃ個性的なトニックウォーターを紹介 イタリア Baladin社 TONICA FIENO (トニカフィノ)

ジンラバーの方は、それぞれにこだわりのトニックウォーターがあると思いますが、今回はあまり世に知られてない(であろう)日本で入手できるトニックウォーターを紹介させてください。

こんにちわ、ジンラバーさっとんです。

今回は、ジンラバーの中でも、本当に好きな人にしか通じないようなとてもマニアックなネタになってしまいますが、紹介するトニックウォーターというのがあまりに個性的でしたので、記事にしようと思いました。

その名は “TONICA FIENO (トニカフィノ)”。

そもそもトニックウォーターとは

ジントニック、ウッォカトニック、ラムトニックなどのカクテルを愛好している方も多いと思います。

本当は、トニックウォーターには色々な定義がありますが、シンプルなWikiの説明をお借りしてきました。

炭酸水に各種の香草類や柑橘類の果皮のエキス、及び糖分を加えて調製した清涼飲料水炭酸飲料)である。 出典:Wikipedia

トニックウォーターの起源ですが、かつてイギリス海軍がマラリア予防薬として”キニーネ”という植物を摂取していましたが、キニーネはとても苦いものなので、炭酸水と砂糖と混ぜて飲んだということから考案されたとのことです。

現在、キニーネは日本では劇物に指定されているので、キニーネ入りの食品や飲料の輸入は禁じられてますが、キニーネを精製してキナ抽出物として添加して加えられたトニックウォーターは輸入されてます。

ジンラバーの方はご存じのトニックウォーター、”フィーバーツリー”など代表格かと思います。

というわけで、日本で流通しているトニックウォーターは、その起源とは製法が違いますが、ざっくり言って、炭酸水に加糖して柑橘などのエキスが入っているソーダという理解でいいと思います。

紹介したいトニックウォーター。 TONICA FIENO (トニカフィノ)

まず、ジンラバーの皆様が真っ先に思い浮かべるトニックウォーターと言えば、例えば、”ウィルキンソン”、”カナダドライ”、”シュウェップス”、”フィーバーツリー”などなどあると思います。

トニックウォーターに関する記事は非常に多く、メインどころの記事は、わたしよりもはるかに詳しい方達が記事にされているので、今回は、なかなかお目にかかれないような、またインターネットでも情報がヒットしないようなトニックウォーターをピックアップしました。

From イタリア TONICA FIENO (トニカフィノ) こちらを紹介していきたいと思います。

イタリア発のクラフトビールメーカー:バラデン

出典:Baladinのofficial site

トニカフィノですが、バラデンというイタリア最古のクラフトビールメーカーによって作られています。

1986年、イタリア / トリノの近郊の小さな町に、外国のビールを扱うパブがオープンしました。

その後、1996年にはビールも醸造するようになり、自社醸造のドラフトビールも扱いながらパブを経営、そしてそのビールをボトリングして流通するようにもなりました。

2000年前後にイギリスのビアフェスに出品して好評を博し、海外への輸出も取り扱うようになったとのことです。

まさに、イタリアクラフトビール業界の草分け的存在であり、実は、日本でも結構お目にかかれます。

わたくしさっとんは、この会社のビールが相当好きでイタリア料理屋で見つけたらかならずと言っていいほどオーダーします。

本当に美味しいので、お目にかかる機会があれば是非トライしてみてください。 こだわりのあるイタリア料理店には置いてある所もありますし、ビックカメラ酒販でも売っていたり、インターネットでも入手できます。

特に冒頭の写真の”Nazionare”というビール、本当に美味しすぎるのでヤバイです。

TONICA FIENO (トニカフィノ)との出会い

初めて出会ったのは、我が家の近所にある、練馬”エノテカ・アリーチェ”というお店です。

こちらは、イタリアワインをメインに、イタリアのお酒やチーズ・ハムといった食材を扱われています。 立ち飲みの試飲スペースやバーカウンターも併設していて、本当に美味しいハムやチーズをつまみながらワインを飲めるという、パラダイスの様なお店です。

イタリアの珍しいジンも置いてあり、バーカウンターでジンをオーダーした時の割り材のトニックウォーターとして、トニカフィノが登場しました。

まだジンにハマって右も左もわからなかった半年ほど前に出会いましたが、このトニックウォーターがどれだけ個性的か分かりませんでした。 その時の、わたしのインスタを貼っておきます。

 
 
 
 
 
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Fienoはイタリア語でなんと”干し草”!

 

出典:Baladinのofficial site

つまり、干し草の風味が付いているトニックウォーターですね。

口に含むと、「うおぉ~」と呻いてしまうほど個性の強い風味。

干し草風味の飲み物や食べ物にお目にかかることはないので、本当に斬新な風味でありながら、どこかノスタルジックな感じがする唯一無二の味です。

そして驚くべきことに、写真に写っているイタリアのジン、”Aqueverdi”との相性も良かった。

しかし、相当にペアになるジンを選ぶトニックウォーターだとは思いました。

普通のドライジンなどではお酒の風味を楽しめなくなりそうなので、ある程度個性派ジンと合わせるのが正解なのかな~という感想です。

一番のペアリングは、ベルモット(特にバラデンのビアモット)との相性が抜群とのことですので、それもいつかは試してみたいと思います。

入手できる場所

こちらのトニックウォーター、日本のサイトで情報を集めることが非常に困難でした。

本当に情報が少ない。。。

輸入者は、大手の三井グループ系の三井食品さんなのですが、三井食品さんのサイトでも情報を探すことができませんでした。

なかなかに入手できなさそうなのですが、下記の二つのお店であれば入手できます。

練馬にあるイタリアワイン・食材専門店 ”Enoteca Alice エノテカ・アリーチェ”

このトニックウォーター、前述したタリアンワイン、ハム、チーズのお店、”エノテカ・アリーチェ”さんでは確実に入手できます。と言うか、その他のお店で見かけたことがありません。

こちらのお店です。

 

アクセスは、練馬駅から徒歩5分くらいの所にあります。

official siteを下記に貼っておきますので、ワイン、チーズ、ハム好きの方なども覗いてみると楽しいと思います。

バーでワインも飲んでハムとチーズもオーダーしましたが、本当に全てが美味しかった! 超オススメのお店です。

エノテカ・アリーチェさんofficial site

そしてこちらのお店、ワインが中心の品ぞろえなのですが、なかなか見かけないようなイタリアンジンも置いてあります。

この Gin Primoなんていうボトルも気になります~。 ジンのボトルは少ないのですが、ジンラバーの方も楽しめるお店です。

 
 
 
 
 
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インターネットでも すがや 魅惑の麦酒

インターネットでも検索したのですが、日本のサイトはこちらのページしかヒットしませんでした。 後は全て海外サイトでしたので、海外からの購入は不可かと思われます。

すがやさんのサイトも貼っておきます。

http://sugaya-beer.com/shop/item_detail?item_id=2667773 こちらのお店、わたしは存じてなかったのですが、ヨーロッパ / アメリカ / 日本などのクラフトビールを中心に取り扱っているネット通販のお店で、相当に品ぞろえにこだわりがありますね。

本当に見たことのないビールばかりで目がくらんできます。ビールも奥が深いな~。。

眺めているだけで楽しくなってきますので、ビール好きの方も是非サイトを覗いてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。

イタリアの有名クラフトビールメーカーによって作られたトニックウォーター、トニカフィノ。 ジンの世界も奥が深いのですが、トニックウォーターの世界も奥が深い!

海外では、ジンの蒸留所が自社のジンにベストマッチするトニックウォーターを作っていたりもするので、世界中でトニックウォーターも無数に存在してます。

今回のトニカフィノのように個性派も存在しますので、できる限り日本に入ってくることを祈りつつ本日は終わりにしたいと思います。

今回もお読みいただき、誠にありがとうございました!

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ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
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