さっとんブログ スパイスカレーとクラフトジン生活 
~最高のペアリングを求めて~
クラフトジン

【トーキョーハチオウジン】東京八王子にも新たな蒸溜所が完成!

さっとん
さっとん
こんにちは。ジンラバーさっとんです。

2021年、東京八王子に新に設立された「東京八王子蒸溜所」。そして、製品第一弾として発売された「トーキョーハチオウジン」をご存じでしょうか?

まだまだ情報が少ないこのジャパニーズクラフトジン。『クラシック』と『エルダーフラワー』の2種類が発売されていますが、購入して飲んでみた所とても美味しいジンだったのでご紹介させてください!

※記事内の引用文は下記公式サイトから引用させて頂いています。こちらもご参考ください。

トーキョーハチオウジン公式サイト

八王子蒸溜所公式サイト

八王子蒸溜所公式インスタグラム

「東京八王子蒸溜所」突如インスタ上に現れたジンの蒸溜所の情報

私(さっとん)と同じくジンラバーの嫁ですが、いつものようにジンに関するインスタグラム(ジンスタグラム)のチェックをしていた所、知らない情報が出てきたじゃないですか。

嫁
なあ、八王子に蒸溜所できたみたいやけど知ってた?
さっとん
さっとん
いや、知らない。ウイスキーとか作ってるの?
嫁
ハッシュタグにクラフトジンってあるで。ジン作っているんちゃうか。
さっとん
さっとん
へえ~、じゃあその内ジンを発売するのかなー。

2021年11月が最初の投稿で、すでに蒸溜所ができている写真がアップされていますが、めちゃくちゃ立派な外見じゃないですか!その後数日おきに投稿がアップされていき、蒸溜所建設の経過が更地の状態から遡って紹介されています。

蒸溜所建設~ジン発売まで一つ一つが詳細に記録されていますので、とても興味深いです。特に巨大なタンク搬入の現場や、蒸留器を組み立てている所なんて通常見ることができない光景ですので、見ていて本当に面白ったです!気になる方はぜひ公式インスタを覗いてみてください。

そしてついに2022年の1月21日の投稿に『トーキョーハチオウジン』が紹介されていました。

トーキョーハチオウジンとは

日本では数少ない?ロンドンドライジンスタイル

“トーキョーハチオウジン” は、ジンのスタンダードと言える、ロンドンドライジンに引けを取らないトーキョードライジンをここ東京八王子で、という代表者中澤の想いから生まれました。

世界中でジンが見直され、地域性や、ボタニカルでの差別化を試みた様々なクラフトジンが誕生するなか、 あえてジンとの出会いという原点に立ち戻り、今求められる新しいスタンダードな姿をお届けしていきます。

 

EUが制定するジンの定義として、「ジン」「ディスティルドジン」「ロンドンドライジン」の3種類のジンの種類がありますが、トーキョーハチオウジンは最も越えなければいけないハードルが多い「ロンドンドライジン」の製法にのっとってます。ちなみに、「ロンドン」という言葉がふくまれてるのですが、ロンドン以外の場所でつくられていてもそう呼ぶことが可能です。

ジャパニーズクラフトジンの中では、あまりロンドンドライジンスタイルは見かけないので、ジンの本場である英国やヨーロッパで作られるジンをリスペクトしていることがうかがわれますね。

ベースにニュートラルスピリッツを使用

国内の多くのクラフトジンでは原料に焼酎が使われていますが、良きジンを作る上での酒質そのものにこだわり、欧州から輸入したニュートラルコーンスピリッツを使用しています。使われている原料のとうもろこしは遺伝子組換でないことを示すNON-GMO を取得しておりグルテンフリーで安心して飲んでいただける材料を厳選しています。ボタニカルを包み込むとうもろこし特有の甘い香りと柔らかい舌触りが奥深さを演出しています。

ジャパニーズクラフトジンは、古くからある焼酎や日本酒の酒蔵がジン作りを始めることが多いこともあり、「日本酒」「焼酎」「粕取り焼酎」などがベーススピリッツに使われることが多いように感じます。ベースを日本風のものにすることによって、日本の味がジンの味に反映されますので、日本という個性を出すには最高の製法だと思います。

しかし、「トーキョーハチオウジン」はニュートラルスピリッツを使用しているので、指向性が外国のジン寄りで、他の多くのジャパニーズジンとは一線を画しています。その点も含めて、ロンドンドライスタイルということを宣言して誇りを持って作られているということがうかがえますね。

使われているボタニカルとテイスティングノート

TOKYO HACHIO GIN CLASSIC

使用ボタニカル: ジュニパーペリー、レモンピール、甘夏ピール、ビターオレンジピール、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、カルダモン、カシアバーク、クローブ、ジャーマンカモミール、エルダーフラワー

ジン発売前にすでにホームページは公開されていたのですが、このボタニカルを見ただけで美味しい予感はしましたね。柑橘系、スパイス系、華やかなハーブ系といったボタニカルがバランスよく並んでいて、飲む前から期待値は上がってました。

実際飲んでみると、様々な要素のバランスが非常に良く取れていて、まさしく正統派のロンドンドライジンの様な味わいで、とても美味しかったです!

TOKYO HACHIO GIN ELDER FLOWER

使用ボタニカル: ジュニパーペリー、レモンピール、甘夏ピール、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、カルダモン、カシアバーク、クローブ、エルダーフラワー

CLASSICの方にも使われている「エルダーフラワー」をキーボタニカルに据えたバージョンですね。マスカットの様な甘さと、華やかながら爽やかな風味を持つハーブですが、使われているボタニカルの中心になるとより甘さと華やかさが感じられるジンとなり、こちらも本当に美味しかったです!

 

さっとん
さっとん
あれ、これ海外のジンみたいだ。

どちらのジンも、正統な英国のジンに敬意を払って作られているということがひしひしと感じられ、日本にもこんなジンが出てきたのか~と感無量です。どちらもジントニックにして非常に美味しく頂きました!

ボトルデザインも素敵です!

4大スピリッツの一つとして世界的に親しまれているジンは、もともと薬用酒としてこの世に生まれました。
そんな起源を思い越すような薬瓶をイメージしたデザインを使用し、ラベルは蒸溜所のある八王子の「八」の文字から着想したモダンな八角形のラベルに、古今東西どこにでも伝わる「八」の縁起にまつわる伝承も加えて、飲まれる方々への喜びと幸せを込めてデザインしました。
また、海外から見た「トーキョー」を視覚的に感じ、イメージが広がるようにと、漢字でもローマ字でもない、カタカナで商品名を表記、サックバットのロゴを配し、飲まれる方々のハーモニーが調和していくことを込めて、モダンでありながら懐かしさを感じるボトルデザインが完成しました。

ボトルがスタイリッシュで気品のあるデザインですでね。ラベルデザインにも哲学が込められていて、こだわりを感じられる、見ていて飽きの来ない素晴らしい見栄えですね!

最後に

日本でクラフトジンブームが巻き起こり、新発売のジンが日々発表されている現在。そんな中でも、トーキョーハチオウジンはジンの本場英国の伝統にのっとって作られている素晴らしいジンです。

そして新発売ながら人気もすさまじく、2022年1月の後半に発売後なんと数日で完売!2022年2月初頭現在は2ndバッチを製造中とのことですので、気になる方は公式の続報をお待ちください。

では、今回もお読み頂きありがとうございました!

この記事をSNSでシェア!
ABOUT ME
さっとん
嫁と共にクラフトジン沼にハマっているアラフォー料理男子。 2人でジンを買い続けて、家のコレクションはついに200本超え。 カレーも好きで、日々、スパイスカレー作りや、スパイス・ハーブにてついても研究してます。
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA